英語で話そうとするときに、なかなか言葉が出てこない経験は誰もがしていると思います。

日本語なら自分の言いたいことを、ほぼ自由自在に言えますが、英語だとそうはいきません。

上手く言葉が出てこない原因はいろいろあるのですが、その一つに「言葉自体に囚われてしまう」ケースがあります。

前回、前々回のブログではその具体的なお話をしたわけですが、いかがでしたでしょうか?

「言葉自体に囚われずに・・・」なんていうと難しそうですが、簡単に言うと私たちは日本語はたくさん知っているけど、英語に関してはそれに比べて知っている量が圧倒的に少ないので、そのギャップをちょっとした工夫で少しだけでも埋めていこうということです。

細かいコツは次回以降お話ししていこうと思いますが、今回はこのコツを使っていく際に心がけておくべき簡単な気持ちの持ち方をご紹介します。

それは「4~5才くらいの子供と話すのをイメージしてみる」ということです。

まだ学校へ行く直前くらいの子供は、難しい言葉は分からないし使えませんが、必要最小限のコミュニケーションはとれるようになっていますよね。

好奇心の強い子供が「〇〇ってなあに?」を連発して周りの大人を困らせたりしている場面を経験したり見たことがあると思います。

そんな時、聞かれた大人は「〇〇っていうのはね・・・」とその子供にでも分かるように、易しい言葉で説明しようとするはずです。

この感じです!!

英語で話そうとして詰まった時に、「この言いたいことを5歳児に伝えるとしたらどう言うか」を考えてそれを英語にしてみるのです。

「あなたの話したいこと(日本語)を易しい日本語に言い換えてみる」→「それを英語で言ってみる」

こんな流れです。要するに料理とかで下ごしらえしたり、何かの作業のまえに「段取り」をしておくようなことです。

「仕事は段取り8割」なんていいますよね。これができると英語がスムーズに出やすくなる時があるのです。

次回からは、その具体的な例をちょっとしたコツとともにお話ししていこうと思います。